スターバンドでヘルメット治療を始めて2週間が経過しました。
うちの子は肌が弱く、この2週間はとにかくあせもとの戦いだった気がします。
私が行った汗も対策をまとめました。
スターバンドで早速あせもが…!
息子は新生児の頃から肌が弱く、すでに何度か皮膚科にお世話になっています。
ヘルメット治療を始める時も、 1番心配だったのが肌トラブルです。
スターバンドを受け取るときに聞いたのは、どのお子さんでも大なり小なり肌トラブルがあるのが普通とのこと。
と、かなり慎重に始めましたが…
ヘルメット装着の慣らし期間2日目にして、さっそくあせもが!
肌の色が赤っぽくまだらになって、あせもの一歩手前の状態です。
このままヘルメットの装着を続けると、ポツポツのあせもになって、範囲も広がりそうだったので、すぐに対策を立てました。
そのおかげかわかりませんが、あせもはできかけてはすぐ治る、を繰り返し、長期間のお休みをとることなく、慣らし期間を超えることができました。
ちなみに室温は23℃とそこまで高くなかったので、やっぱりヘルメットは蒸れやすいのだと思います。
ヘルメット治療とあせも問題 行った対策
↑こちらは、スターバンドケアセットです。
薬やメンテナンスに必要なものをまとめてかごに入れただけですが。笑
スターバンドは通気性がないので、ヘルメットの中はとても蒸れやすいです。
また、初装着から2~3日は、体がヘルメットに慣れていないため過剰に汗をかくのだそうです。
実際に、うちの子も初日に15分装着しただけで、髪がしっとり。
1時間装着すると、おでこに玉のような汗が吹き出るほどでした。
過剰な発汗は、2週間ほどで体が慣れてくると落ち着いてくるそうです。
あせも対策の基本は
です。
私が行った対策はこちらです。
- 慣らしはゆっくりペースで
- チューブタイを付ける
- こまめにミニ休憩を入れる
- 頭皮を乾かし、ひっかきを予防する
- ヘルメットを清潔に保つ
- チューブタイの交換
- あせもの薬を塗る
慣らしはゆっくりペースで
スターバンドは、 1日の装着時間の目標を23時間としています。
いきなり23時間にするのではなく、徐々に装着時間を増やしていきます。
例えば初日は1時間のみ。
2日目は、1時間装着、1時間休憩。を繰り返す。(睡眠時なし)
3日目は、2時間装着、1時間休憩…(睡眠時なし)
4日目は、4時間装着、1時間休憩…(お昼寝も装着)
…
という感じです。
順調に進めば5日で23時間になりますが、その通りにするのはかなりハードです。
子どもの様子や肌の状態を見ながら、7~10日くらいかけて23時間を目指していきます。
うちの子の場合は、初日は15分のみ。
2日目は、1時間装着、2時間休憩。(睡眠中なし)
3日目は、2時間装着、1時間休憩(睡眠中なし)
4日目は、2時間装着(睡眠中なし)
5~7日目は、2時間装着(昼寝のみ付ける)
8日目に通しで付ける(途中でミニ休憩あり)
という感じで行いました。
いつもお昼寝が3回あるのですが(1時間、2時間、30分)、寝ぐずりが少ない朝寝から行い、段階的に昼寝時の装着回数を増やしていきました。
毎回、ヘルメットを外した後は、肌チェックです。
あせもになりかけのときは、チューブタイ(後述)を着けて予防、あせもができたら皮膚科の薬を塗って、ミニ休憩を長めにとりながら慣らしていきました。
そういえば、開始6日目に、通院予約のことでフォローアップ施設の担当者さんとお話ししたときのこと。
まだ夜間装着まで進んでないことを伝えると、「えっ(まだなの?)」という反応…Σ(゚Д゚)
7~10日でいいっておっしゃってましたよね?
全然、計画通りですよ???
と、心の中で思ったり( ・∀・)
何気ない会話ですが、時間はかかっても絶対23時間に持っていくし!と、やる気に火が付きました。(もしかして、そういう作戦?笑
チューブタイを付ける
という感じでしたが、チューブ状になっている包帯のことでした。
スターバンドの内側は、アレルギーになりにくいポリエチレンが使われてるいますが、吸水性はゼロ。
そのまま装着を続けると、肌トラブルが悪化してしまう場合があります。
そこで登場するのが、チューブタイです!
チューブタイは、赤ちゃんの肌を蒸れやヘルメットとの摩擦から守ってくれます。
うちの子は、額、もみあげ、こめかみ、襟足辺りにあせもができやすかったので、その周辺に巻くようにしました。
↑雑な貼り方でお恥ずかしい…^^;
チューブタイは、ヘルメット外すたびに交換した方が、清潔に保てます。
こまめにミニ休憩を入れる
ヘルメットは、着け始めが1番汗をかきやすいので、1時間休憩などの他に、こまめにミニ休憩を入れるようにしました。
ミニ休憩
休憩時間の目安は5分程度とのことです。
ミニ休憩はどのぐらいの頻度で入れればよいのか?について質問しました。
担当者さんによると、夏の暑い時では1~2時間に1回、涼しくなってからも2~3時間に1回入れた方がよいでしょうね。というお話でした。(慣らし期間)
最初の10日くらいは、このミニ休憩にバタバタしていました^^;
頭皮を乾かし、ひっかきを予防する
ヘルメット外したら、肌状態をチェック後にガーゼ(タオルでもOK)で頭全体をワシャワシャと拭きます。
担当者さん曰く、「夏は濡れタオルも気持ちいいみたいですよ」とのこと。
ヘルメットを外すと、汗や蒸れが気になって、頭皮を掻いてしまうお子さんもいるそうです。
引っかくと傷ができ、炎症になることもあります。
ひっかかないように、ヘルメットとったらすぐに頭をわしゃわしゃマッサージし、スッキリさせてあげるとよいそうです。
季節が秋だったので、濡れタオルより蒸しタオルかな?
と、思い、薄手のガーゼを軽く絞ってレンジで10秒チン。
頭皮を拭いてあげました。
ヘルメットを清潔に保つ
ミニ休憩の間にヘルメットのメンテナンスも行います。
まず、乾いたタオルで内側を拭いて、汗をふきとります。
次に、メンテナンスキットに入っているショードックというアルコール綿で拭きます。
教えていただいてやり方は、上記のやり方です。
ただ、自然乾燥ではミニ休憩のあいだに完全には乾きません。
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チューブタイの交換
ヘルメットとったら、チューブタイはしっとりorぐっしょり濡れいている状態です。
乾かせば使えないこともなさそうですが、使い回すのは清潔ではないので、毎回交換するようにしていました。
ヘルメットを外す前に、養生テープを短くカットしたものを何枚か用意しておいて、肌の状態を見ながら必要なところにチューブタイを巻いていく…タイムトライアルをしながら行いました。
あせもに薬を塗る
薬は、皮膚科で処方していただいたアズノール軟膏0.033%です。
植物由来の非ステロイド性の薬で、患部を保護し炎症やわらげる効果があるそうです。
1日数回塗っても良いとのことだったので、あせもができたら塗るようにしていました。(+チューブタイが当たるように巻く)
ただ、薬の効果はそこまで感じませんでした。
(薬が完全に乾く前に、スターバンドを着けていたのもよくなかったのか??)
薬を塗らなくても、チューブタイだけでも症状が改善することが多かったです。
スターバンドと汗(その後)
装着を始めて数日は、毎回玉のような汗がブワーッと出ていましたが、日が経つにつれ発汗量は減りました。
話に聞いていたとおりです!
汗の量が減ると、あせもも落ち着き、2週間後にはチューブタイがなくても過ごせる日が出てきました。
室温に変化はなかったので、やはり体がヘルメットに慣れてきたためだと思います。
2週間で20m巻のチューブタイは1/4まで減りました。
装着時間はミニ休憩を除いても1日22時間くらい着けられるようになりました。
まとめ
頭皮のケア、ヘルメットのメンテナンスでミニ休憩は5分で終わらないこともしばしば…(チューブタイの交換に時間がかかるんですよね…)
息子の場合、着け始めた季節が秋だったこともあり、時間が経過するにつれて、肌が落ち着いてきたように思います。
チューブタイの使用頻度が減ると、ミニ休憩の時間も短くなっていきました。
ヘルメットの装着もめちゃくちゃ早くなりましたよ^^
慣れってすごいですね。