「赤ちゃんの夜泣きは放置してもいい」と、聞いたことはありませんか?
月齢の低い赤ちゃんは放置厳禁ですが、1歳くらいになるとどうなのでしょうか?
今日は、1歳児を子育て中の我が家が行っている、放置(見守り)のやり方について、時間やパターン別の対処方法をまとめました。
夜泣き 1歳なら放置で治るって本当!?
夜中に赤ちゃんが泣いて起きてしまう、夜泣き。
海外では、放置(見守り)が当たり前の地域もありますし、やってみたいと思うパパママも多いでしょう。
毎回、夜泣きに付き合うのは、本当大変ですしね。
しかし「とりあえず放置すればいい」のではないので、放置が効果的な場合とそうでない場合について、知っておきましょう。
「夜泣きの放置」には2つの意味がある
「夜泣きの放置」というのは2つ意味で使われることが多いです。
1つめは、泣き始めたらしばらく様子を見る放置。
2つめは、泣き止まないので構うのをやめる放置。
ちなみに、我が家ではどちらもやったことがあります。
順にどんな方法かお伝えしますね。
寝ているときに泣き始めたらしばらく「放置」
まず、泣き始めたらしばらく放置する方法です。
子供が寝ているときに泣いたら、すぐに泣き止ませるために、話しかけたり抱っこしたりするのではなく、別の部屋でしばらく待ちます。
すると、子供は寝ぼけながらも「夜は寝る時間だ」と認識し、再入眠できるようになるという理論です。
しばらく様子を見て、泣き止まない場合はずっと放置ではなく、ときどき近くに行って、声をかけて安心させてあげる、そしてまた離れる。これを繰り返してだんだんと、別室で様子をみる時間を長くしていきます。
夜泣きの放置がうまくいく場合といかない場合
そもそも、この泣き始めたらしばらく放置する方法は、寝かしつけをどのようにしているか?によっても、できるかどうか分かれます。
例えば、添い寝で寝かしつけをしていたら、起きてママがいなかったら不安になりますよね。
また、添い乳で寝かしつけなら、起きておっぱいを探すでしょう。
赤ちゃんは眠りが浅くてなにかの拍子で起きたとき、寝る前の状態と違うことに気づき、不安になって泣いてしまうのです。
この場合、泣き始めて様子見をしても、大抵の場合はうまくいきません。
では、どうすればいいか?と言うと、まずは寝かしつけ方を見直すことが先になります。
おっぱい、抱っこ、おしゃぶり以外での入眠ができるようになれば、夜中に起きても自力で再入眠しやすくなります。
毎回、夜泣きは添い乳で寝かしつけていたけれど、1歳を機に断乳をしたら、夜泣きがピタッと止まって、朝まで寝てくれるようなったそうです。
また、夜泣きを放置(見守り)する場合も、いきなり何十分も放置するのではなく、1分、2分と見守る時間を長くしていき、赤ちゃんが不安にならないよう進めていきましょう。
夜泣きを放置する時間は、まずは1分
1歳3ヶ月の我が子も少し前まで夜泣きしていましたが、今はほとんど夜泣きをしなくなりました。
でも、夜中に寝ぼけてちょっと起きることはあります。
そのときは、このように対応しています。
寝室から泣き声が「エーン」とか「ママー」と聞こえたら、ベビーモニターで様子を見る。
↓
すぐに駆けつけず、まずは1分待ってみます。
↓
少し待って、泣き続けるなら放置(見守り)終了、隣の部屋へ。
の流れです。
うちの子の場合、寝言っぽいときは1分くらいですぐにまた寝るので、すぐに駆けつけずにまずは様子をみることにしています。
夜泣きを放置するときのやり方【パターン別に】
夜、泣いて起きるにも、いくつかパターンがあることがわかりました。
うちの子の場合は、レベル1~3まで、3パターンです。
【夜泣きレベル1】
1回しか泣かない→そのまま自分で再入眠できる
【夜泣きレベル2】
ちょっと泣くけど、声弱め→近くにいれば再入眠できる
【夜泣きレベル3】
ギャン泣きして、立ち上がる→自力での再入眠は不可能
夜泣きレベル1
エーンと、ちょっと泣くけど、すぐに寝れるパターンです。
「泣いたかな?」と、思っても、1分後くらいにはまた寝ていることが多いです。
このときは、ベビーモニターを通して、隣の部屋から観察しています。
(見守り時間1分)
→泣き止まない場合は、【レベル2】へ
夜泣きレベル2
複数回泣いたり、なにか言うけど、声弱めで、ゴロゴロ寝返りをしている状態です。
寝ぼけているだけなのでベッドの隣りに行き、体をなでてあげながら、「大丈夫よ~」「またねんねできるよ~」など、静かめに声をかけて再入眠を促します。
(見守り時間:1分、隣りで対応:10分)
→泣き止まない場合は、【レベル3】へ
夜泣きレベル3
初動から、声量は最大レベルのギャン泣きのときです。
寝ぼけている&パニック状態なので、手がつけられない状態です。
このまま放置すると、泣く時間が長引くだけなので、早めに抱っこ、目を覚まさせて落ち着かせます。
(見守り時間なし、ギャンギャン泣いたら抱っこ)
ここからは、まずは泣き止ませること優先で、色々やります。
レベル3までくると、一回完全に起こさないと、再入眠できないようです。
夜泣きで放置(様子見、抱っこしない)できるのは、レベル2までですね。
何をやっても泣き止まなくて、色々やってみた体験談はこちらから読めます。↓
関連記事泣き止まない夜泣き!我が家で試した泣き止ませる方法【7つ】夜泣き 泣き止まないから放置するのはあり?
「夜泣きの放置」というのは2つ意味で使われるとお伝えしました。
・泣き始めたらしばらく様子を見る放置
・泣き止まないので構うのをやめる放置
次は、泣き止まないときの放置について考えてみました。
夜泣きで泣き止まないときの放置ってどうなの?
うちの子の場合、夜泣きがひどいときは1度泣き始めると1~2時間泣き続けるときがありました。
それが、一晩に何度もあると、対応するこちらも限界が来て…
このままでは、イライラして子供に当たってしまいそうだと感じ、ベビーベッドに寝かせて放置したときがありました。(安全面は確保していました)
30分ほど泣いていましたが、そのうち泣きつかれたのか寝ていました。
こちらも気持ちも体力も限界でしたが、子供には申し訳なかったです。
泣きつかれて寝ただけなので、夜泣きの改善にはなっていませんし。
泣き止まないときの放置は、保護者の休憩のための部分が多いと思います。
放置する時間を決めて、その間に気持ちをリセットしましょう。
夜泣きの放置は近所迷惑?
夜泣きを放置(見守り)をすると、泣き声が近所迷惑にならないかも心配になりますよね。
防音がしっかりきいている家や、周りに民家がなかったりすれば大丈夫でしょうが、そうでないと窓を閉めていても聞こえてしまうことがあります。
長時間の泣かせっぱなしは、ご近所さんも気になるかもしれません。
「ミルクは足りているのかな?」
「まさか虐待とかじゃないよね?」
など、心配させてしまいます。
夜泣きが放置できるかどうか、また時間をどのくらいするかは、住んでいる環境によって違います。
夜泣きの放置を実践するか、夜泣きはできるだけ早く泣き止ませるよう対処するか、家族で話あって、考えを統一しておきましょう。
関連記事泣き止まない夜泣き!我が家で試した泣き止ませる方法【7つ】放置がNGの夜泣き
放置してはいけない夜泣きもあります。
- 月齢が小さい赤ちゃん
- 体調不良
- 激しく泣くことによる嘔吐
- 暑い・寒い・睡眠環境が悪い
「夜泣きの放置」は、完全にほったらかしにすることではありません。
赤ちゃんの様子をよく見て、必要な助けを行っていきましょう。
まとめ
夜子供が泣きだしたら、すぐに抱っこや構ったりするのではなく、少し様子を見てみましょう。
意外と自分で再入眠できたりしますので^^
詳しくは、こちらの記事に書いています