治りかけの風邪がぶり返し、なんだか歯に違和感が…。
と、思っていたら、本格的に歯が痛くなってしまいました。
風邪と歯痛のダブルパンチで、ダウン寸前。
風邪からの歯痛の場合、何科を受診すればいいのでしょうか?
結論を言いますと、私は、歯科と耳鼻科を受診しました。
今回は、そこで受けた検査や診断内容、薬についての体験談です。
風邪で歯が痛いとき何科を受診する?
風邪の症状はそこまで重くはないと思っていました。
熱はなく、鼻水と喉の痛みがある程度。
1週間続く鼻水について、妊婦健診のときは「花粉症かもね」と言われていたくらいです。
(そのときに、花粉症の鼻水に効く点鼻薬をもらいました)
週末には体調が良くなってきたので、1日外出していると風邪が悪化。
・鼻水が黄緑色に変化
・鼻がめちゃくちゃ詰まる
・食べ物の臭いや味がわからない
という症状が…
さらに、
・右上の奥歯が痛い
右上の奥歯は、虫歯治療した歯もあるところです。
少し前に、テレビで「妊娠中は、虫歯が悪化しやすい。歯周病にも注意」と聞いたので、まさかそれ!?
もしくは、治療済みの歯であっても、詰め物の間から再び虫歯になるという話も思い出しました。
歯の痛みは、だんだん酷くなってきて夜も痛みで眠れないくらいになりました。
妊娠中で、市販の痛み止めは飲めないし、とにかく歯医者に行こう!
ということで、歯科を受診することにしました。
風邪で歯が痛い 歯科を受診した
かかりつけの歯医者は、人気がありすぎて2週間後の予約しか取れず。
すぐに診てもらいたかったので、初めての歯医者に行きました。
朝10時頃に到着し、幸い15分ほどで診てもらえることに。
診察
というようなことを話し、先生に診てもらいました。
まずは、痛みのある場所周辺を、金属の棒で押して痛みのチェック。
上の奥歯が痛いと思っていたけれど、周りの歯3~4本に痛みが。
と、内心思う私。
レントゲン撮影
次は、レントゲン撮影です。
と、気になりましたが、歯科のレントゲンは、顔の一部分のみで、お腹の赤ちゃんへの影響はほとんどないそうです。
さらに、鉛入りの重たい防護エプロンをかけ、撮影を行いました。
レントゲン撮影自体は、一瞬で終わりあっけなかったです。
先生から説明
診察とレントゲン撮影が終わり、先生から話を聞きました。
虫歯ではありませんでした。
詳しく図を見ながら聞くと、上顎洞(じょうがくどう)が炎症を起こしていて、その腫れが上の歯の神経にあたり、痛みを感じているのでは?とのこと。
と、一応聞いてみる私。
もし、出してもらえなかったら、連絡ください。
とのことでした。
風邪で歯が痛い 耳鼻科を受診した
1日で歯科と耳鼻科をはしごするのは、初めてです。笑
こちらも、初めての耳鼻科に行ってみました。
診察
そんなに待つことなく、診てもらえました。
先生と向い合せに座って、専用の器具で鼻の中を診てもらいます。
とのことで、歯医者と同じようなことを言われました。
このあと、鼻水の吸引と鼻の洗浄、ネブライザー治療を受けました。
鼻水吸引
初鼻水吸引は、痛くはないけど奥の方がツーンとする感じ。
鼻が完全に詰まっている右側をやってもらうと、涙が出ました。(痛くはないのに)
吸引が終わった後は、
久々の鼻の通りにちょっと感動しました。
ネブライザー治療
ネブライザー治療は、鼻に二股に分かれたホースのようなものを近づけ呼吸します。
水蒸気のようなものを吸いつつ3分間そのまま。
ちょっと生暖かかったです。
今後の治療と薬について
耳鼻科の先生からはこんなことを言われました。
・鼻の奥に膿が溜まり、完全に詰まっているので治りにくくなっている
・治すためには、空気を通してあげることが1番
・鼻の洗浄のために、毎日できれば1日2回通うのがベスト
とのことでした。
1日2回はさすがに通えないのですが、毎日通うことにしました。
薬については、飲み薬2種類、点鼻薬、痛み止め(カロナール)を処方していただきました。
痛み止めについては、痛みを訴え、渋々出してもらった感じです。
カロナールは、一般的には妊婦さんでも安全と言われている薬ですが、妊娠後期ということもあって、あまり飲んでほしくなさそうでした。
結局、痛み止めは1日1回と決め、数日服用しました。
まとめ
風邪からの歯痛の場合、結局何科を受診すべきなのでしょうか?
今回は、歯科→耳鼻咽喉科の順に行きましたが、どちらを受診するかについては症状にもよるかと思います。
私の場合は、歯が痛すぎて歯科のことしか考えられず、とりあえず歯科に行きました。
しかし、落ち着いて考えてみれば、鼻水と鼻づまりがひどかったので、最初から耳鼻科でもよかったような気もします。
具体的に治療をしたのは耳鼻科でしたし。
ただ、歯科に行ったのも無駄ではなく、レントゲンを撮ることで歯が原因の痛みの可能性が潰せたのはよかったです。
耳鼻科通いが長引き、耳鼻科の先生からチラッと「もしかしたら虫歯では…?」とかも言われましたからね。
(そのときは「レントゲンを撮り、歯が原因ではないと言われました」と、はっきり言えました)
慢性でない副鼻腔炎は、長いと1か月ほど症状が続く場合もあるそうです。
私の場合は、耳鼻科に通いながら、薬も使いながら、それでも2週間以上治るまでかかりました。
病院に行けば、治療や薬をもらえ、症状が緩和したり、早期に治すことができますので、できるだけ早く受診することをおすすめします。