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子育て

1歳半で指差ししない!健診で注意されたことや練習について【体験談】

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久しぶりの子供の健診、1歳半健診に行ってきました。

1歳半健診では、子供の発達を様々な角度からチェックされます。
健診を受けた人から色々な話も聞いているので、親としてはドキドキです。

特に、息子は指差しができず、発語も少なめなので、もしかしたらひっかかるんじゃないか…と、思っていました。

結果、発語の方はギリギリクリアだったのですが、指差ししないのは明らか。
健診で相談したときにいただいた、注意やアドバイスをまとめます。

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1歳半で指差ししない・できない息子

1歳半健診では、事前に問診票を自宅で書いて持っていきます。

問診項目は、健診を受ける地域によって多少内容が違いますが、

  • ひとりで上手に歩きますか?
  • 積み木を3個重ねますか?

などの項目の1つに

  • 「わんわん(にゃんにゃん)はどれ?」などと尋ねると指さしして答えますか。

という項目がありました。
指差しチェック項目です。

息子の場合は全くしません。
興味のあるものを遠くから指さしたことがありません。

もしかして(やっぱり)、発達が遅い…?

思い当たるところもありました。
1歳3ヶ月の娘さんがいる友人とショッピングセンターに行ったときのことです。
その娘ちゃんは、大好きなアンパンマンを見つけると「あっあっ」と毎回手を伸ばしてなにか伝えようとしていました。
そのときは、「へ~やっぱり子供によって違うんだな。女の子だし、発達が早いのかな」と、思ったのですが、息子は1歳6ヶ月になっても全く指差しが出ず。

これは…と、気にしつつ健診の日を迎えました。

1歳半健診で指差ししないことを相談してみた

1歳半になって数日後、かかりつけの小児科で1歳半健診を受けることになりました。

健診といえば、何十人もの親子が流れ作業のように検査を受けていくのを思い浮かべる方も多いと思いますが、私の住んでいる地域は個別健診なのです。

個別健診とは、小児科と歯科にそれぞれ好きな日にちで予約を取り、それぞれ健診を受けるやり方です。
都合のよいタイミングで行けるのはよいですが、バラバラに受けるので、同年代の子供がどんな様子かみることはできません。

健診の流れ

母子手帳と記入済み問診票を提出

体重・身長など体のサイズを測定

看護師さんとやりとり

先生との問診・検査

身長は平均曲線の真ん中くらい、体重は平均曲線内のやや少なめでした。
看護師さんから、誤飲の注意や食事面での話があり、気になっていることを話しました。
息子の様子はというと、病院=注射のイメージができてしまったのか、病院に着くなり、半泣き状態。

「今日は注射ないんだよ~」

と、あやしつつ診察を待ちました。

先生との面談

いよいよ先生との面談です。

自宅で書いてきた問診票を見ながら、ここはどうですか~?
と、やりとりをしていきます。

心配な項目というところに、「指差しをしない」と書いていたので、そこを詳しく見ていただきました。

指差しを、しないと?ワンワンとか言いませんか?
はい、散歩している犬とか見ても固まるだけで…絵本を見ながら、『みかんどれ?』とかも指ささないです
まぁそれは、犬とか果物にまだ興味がないのかもね~ははは。
『毛布を取ってきて』とかはできるんですけど。
ふむふむ、なるほどね。
まぁそれそのものに興味がない場合もあるからね~

という感じで、指差しについては、深刻な感じではないような感じで話されました。
こちらとしては、内心ドキドキしていたので、ホッとしたような?これでいいのかな?と、思うような複雑な気持ちでした。

その後、問診票を見ながら話をしていきましたが、ある項目で思わぬ注意を受けることに…

1歳半健診で注意を受けたこと

1歳半健診で、注意を受けたことがあります。
それは、テレビを見せすぎということです。

問診票には、「1日にどのくらいテレビを見ますか?」という項目があり、「4~5時間」と書いていました。

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テレビが長いですね~2時間以内にしましょう
2時間…
日本小児科学会では、1日の視聴時間は2時間以内がいいと言っています。テレビを長時間見せることで、言語の発達が遅れたり、脳の前側の部分が平面的な処理しかできない、いわゆる「ゲーム脳」というやつなのですが、そのような状態になってしまったりします
そ、そうなんですね
はい、まず食事の時間はテレビを切るなどしていきましょう。

月齢が低い時期は、「子供にテレビは見せない」と決めてやっていたのに、だんだんと見せる時間が増えてしまっていました。
最近では、朝2時間、夕方2時間くらい(+昼に見せたり、夜寝る前に見せたり)。

息子は、単語を3語やっと言えるくらいのペースで、発語が多い方ではありません。
テレビの影響を指摘されると、何も言ません。

アドバイスいただいたように、食事中のテレビは消すことにしました。
すると、1回の食事に30分くらいかかるので、3食で合計1時間半程度、見る時間が減りました。

また、それ以外の時間も、一緒に遊べるときはテレビを消すようにすると、絵本を持ってきて読む時間が増えました。

1歳半健診で指差しをするか見る意味は

かかりつけの先生は、指差しができるかどうかを重要視されていないようでした。
ですが、1歳半健診のチェック項目になっているのには、それなりの意味があるはず。

1歳半健診で指差しをするかどうかで、何がわかるのか?
どのような可能性があるのか?
できないとヤバイのか?
できない場合は、練習したほうがいいのか?

など、気になったので調べました。

指差しで何がわかるのか?

子供の指差しは、「言葉の前の言葉」と言われるそうです。
指差しは、言葉が出る前の、表現手段として使う道具でもあります。
指差しをすることで、興味を伝えたり、要求を伝えたり、感動を伝えたり。
そして、「~はどれ?」などの質問に、指差しで答えられるということは、言葉による指示を理解して行動できるようになっていることをあらわすのだそうです。

つまり、「ワンワンはどれ?」「(あれ)」
と、指差しできるかどうかは、単語と指示されていることを理解した上で、指差しができるかどうかをチェックしているというわけですね。

指差しができない理由は?

指差しができない、指差しをしない理由としては、以下の理由が考えられるそうです。

・音がよく聞こえていない
・大人が指さした方向を見ていない(見ない)
・自分の興味や関心を共有したり伝える気持ちがない
・言葉の意味を理解していない

言葉の意味を理解しているかどうかは、子供に関心のあるもの(おもちゃや絵本、食べ物など)を「持ってきて」など簡単な指示をして、子供の反応をみることでわかるそうです。

息子の場合、「毛布持ってきて」とか「絵本持ってきて」とか「ミュージックお願いします(オルゴールのスイッチを入れて)」という指示には、反応するので言葉の意味を理解していると考えていいようです。

だから、健診のときに先生も「うんうん(なら大丈夫か)」みたいな反応だったのか。

あとは、音は聞こえているし、指差しした方向も大体見ているような気がするので、興味や関心を指で伝える気持ちがないのかな?という気がします。

指差しができないこととと発達障害との関係は?

親として一番気になるのは、指差しと発達障害の可能性についてです。
色々調べましたが、結論から言えば、「指差しをしないからといって、必ずしも発達障害であるわけではない」ということでした。

発達障害かどうがの診断は、複数の診断項目において、どこに?どの程度該当するか?によって決まるため、指差しだけをみて判断するものではなない(判断できない)ようです。

指差しができない場合、練習すべき?

通常、指差しは自然に身についていくものなので、特にトレーニングするものではないとされています。
ただ、親としては少しでも早くできるようになった方が安心ですし、健診を終えて何もしないというのもモヤモヤします。
我が家は、日常生活で取り入れられるものからやっていくことにしました。

テレビの時間を減らす

目標は2時間以内で、不要なときは消すようにしています。
テレビを消しても案外、子供は一人遊びを楽しむようで、親が勝手にテレビがないとダメだと思っていたのかもしれません。
寝る前のテレビの時間をなくしたことで、絵本を読んだり、子供と遊ぶ時間は増えた気がします。

親が指差しを使っていく

自分自身があまり指差しを使っていなかったので、指差しを少しずつやっていっています。
絵本を読むときに、指差しをしながら読んだり、散歩中に「ゴミ収集車だね」「猫だね」など声をかけるときに、子供に見えるように指差しをやってみたりしています。

体を使って一緒に遊ぶ

意外にも、子供と一緒に体(五感)を使って遊ぶことも指差しにはよいそうです。
子供と積極的に関わっていくことで、信頼関係が築かれ、コミュニケーションがとれるようになっていくのだとか。
たしかに、息子は一人遊びが上手いのもあって、そばで見ているだけということも多かった気が…。
一緒に遊んでみることを増やしていこうと思います。

まとめ

1歳半健診での指差しは、言葉を理解し、指示された行動ができるかなど、色々なステップが踏めているかどうかの判断基準の一つになっています。

ただし、指差しがないだけで、すぐに発達が遅いとか、発達障害であると判断はできません。

しかし、親としては気になる部分ではあるので、無理のない範囲で子供の指差しを引き出していけるように工夫していきたいと思います。

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