息子にヘルメット治療をさせるかどうか?検査をしてもらうために、福岡の福岡大学病院へ行ってきました!
今回は、受診の流れや検査内容をまとめました。
ヘルメット治療で福岡へ
日本では数年前から始まった乳幼児のヘルメット治療。
個人差はありますが、数ヶ月間の装着によって頭のゆがみの改善効果が期待できます。
しかし、まだまだ対応している病院は多くありません。
日本で10数カ所しかないのです。
うちの子の場合、頭がなんだか歪んでいる気がするけれど、ヘルメット治療をするほどだろうか?
小児科の先生は徐々に丸くなっていくというし、旦那は「個性」だというし…
でも、治療するなら早いほうがいいし、タイミングとしては今しかない!
我が家の場合、1番近い病院が福岡だったので、AHSジャパンのHPから予約をとり、ヘルメットの適応診断を受けることにしました。
頭の形外来 @福岡大学病院
福岡大学病院までは、新幹線とバスで行きました。
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スポンサーリンク 赤ちゃんの頭の形を整えるヘルメット治療。 我が家から一番近い福岡大学病院で適応診断を受けてきました。 平日だったので、夫はおらず移動は新幹線とバスです。 赤ちゃんと新幹線に乗るのは初 ...
到着~初診受付
予約は14時でしたが、早めに行っておいた方が安心ということで、13時前に病院に到着。
形成外科は新館になるのですが、きれいな建物でした。
初診受付を済ませ形成外科へ。
レントゲン撮影
形成外科では問診票を書いて、レントゲン撮影へ。
病気による変形でないことを確認するためですね。
レントゲン撮影では、子供と一緒に部屋に入り、撮影します。
辺りをキョロキョロしていましたが、泣くことはなく、無事に撮影できました。
待ち時間に授乳タイム
13時半頃には、形成外科の待合に戻り、後は呼ばれるのを待つだけです。
待合スペースには、お仲間かな?というご家族が2組。
一般の大人の患者さんもたくさんいらっしゃいました。
そうなんです!
予約をしていても患者さんが多い…総合病院あるあるでしょうか。
予約していた時間は14時で、診察室へ呼ばれたのは15時頃でした。
ちょうど授乳時間と診察が被りそうだったので、隣りの産婦人科の授乳室をお借りしました。
検査結果と治療について
15時頃に診察室に呼ばれ、担当の先生と撮影したレントゲンを見ながらお話。
先生からの説明をまとめると…
・医師の間では、頭の変形による健康への影響はないという考え方が主流
(だから自由診療になっている)
・ヘルメット治療について、赤ちゃんへのストレスは気にしなくてよい
・ヘルメット治療は親御さんの判断に任せる
と、いうことでした。
やった方がいいとか、しなくてよいとか、そういったことは言ってもらえません。
聞いてよかったのは、赤ちゃんへのストレスは気にしなくてよい、ということ。
受診する前は、息子にストレスを与えてしまうのではないか、可哀想ではないか…心配でした。
ですが、先生によると、赤ちゃんの順応力は高く、すぐにヘルメットのある生活に慣れるとのこと。
よだれかけも着けているのが普通になるように、ヘルメットも1週間もすればそれが当たり前になるのだそうです。
頭の歪みの状態を測定
ヘルメット治療をするかしないかは、頭の形を調べてからでも良いとのことだったので、まずは頭の状態がどんな状態か、測定してもらうことにしました。
別室へ移動し、ヘルメットの調整をしてくださるフォローアップ施設の方とお話し。
まず、色んな角度から頭の大きさを測り、その割合から変形の種類とレベルを調べます。
息子の場合、短頭症と斜頭症のミックスでした。
短頭症はレベル3(中度)、斜頭症はレベル4(重度)とのこと。(5段階評価)
予想では軽度~中度だと思っていたので、重度との判定に驚いてしまいました。
ダメ元で聞いてみると「しませんね」と、きっぱり。
これだけ重度であると、歪みは残ってしまうでしょうとのこと。
小児科でも周りの人からも「成長とともに気にならなくなるよ」「多少の絶壁は個性だよ」と言われていました。でも、もし治らなかったら?
最終的な決定は、明日のお昼までで大丈夫とのことで、ヘルメットが作れるようにスキャニングをしてもらいました。
ドット模様の水球選手のような帽子を装着し、スマホを使ってのスキャニング。
撮影されたデータをすぐに見せてもらうと、帽子を被っているので頭の形がよくわかりました。
後頭部が斜めに突出しているだけでなく、額も歪みがあることがわかりました。
ヘルメット治療の効果について
期待できる効果について詳しく聞いてみました。
同じ月齢で、同じくらいの頭囲、歪みのレベルの子のこれまでの治療データを見せていただきました。
息子の場合、月齢が小さいため(診察当時は4ヶ月半)、比較的短期間の装着で改善が期待できるそうです。
ただ、最終的にどうなるか?というのは、約束はできないそうで。
なぜかというと、ヘルメット治療は体重が増えて頭が大きくなることで、丸くなっていきます。
そのため、本人の成長と、あとはどれくらいヘルメットを長時間つけられるか?によるのだそうです。
病院での初診を終えて
強い勧誘とかは全くありませんでした。
むしろ、今抱えている患者さんが多くて、通院の日時指定ができなくて…というほどのようです。
自分の気持ちとしては、治療をする方向で固まっていましたが、夫とも話をするためにも、翌日連絡させていただくことにしました。
支払いを行い、病院を出たのは16時15分くらい。
帰りも博多駅まではバスを利用しましたが、夕方は混みますね。
次回来ることがあれば、地下鉄を利用してみようと思います。
【追記】ヘルメット治療をすることにしました
我が家では、ヘルメット治療を始めることにしました。
まず、選ぶのが、ヘルメット(スターバンド)のデザインです。
こちらは、ヘルメット初装着の息子の反応やフォローアップ施設へ行った感想です。