引きこもり主婦による妊娠・出産・育児についての備忘録

はじめて育児

記事内に広告を含む場合があります

妊娠・出産

妊婦が重いものを持ってはダメな理由はなぜ?何キロまでならOK?

更新日:

「妊婦は重いものを持ってはいけない」
「妊娠中は重いものを持たせてはダメ」

など、聞いたことありませんか?

妊娠中は無理をしない方が良いのはわかっていますが、上に子供がいたり、仕事をしていたり、 買い物をしたり、重めのものを持つ機会も多いですね。

なぜ重いものを持ってはいけないのでしょうか?
また、具体的に何キロまでだったらよいのでしょうか?

スポンサーリンク

妊婦が重いものを持ってはダメな理由はなぜ?

なぜ妊婦は重いもの持ってはいけないのでしょうか?
主な理由はこちらです。

お腹の張りにつながる

まず重いものを持つとお腹に力が入ってしまいます。
お腹に力が入った状態を腹圧がかかった状態といい、出産時にもこの力を利用します。
なんの問題もない妊婦さんなら多少重いものを持っても問題ない場合もありますが、気をつけないといけないのは、切迫流産・切迫早産になりやすい人です。

切迫早産・切迫流産になりやすい人の場合、重い物を「よいしょ」と持つような少しの腹圧によってそのリスクが高まる可能性があります。

腰痛になりやすい

妊娠中はホルモンバランスの変化や、体型の変化によって、骨盤の関節が開きやすくなっています。
また、大きくなっていくお腹を支えるために、絶えず背中などの筋肉は張った状態です。

そんな緊張状態の中で、重いものを持つことによる負担によって、背部痛や腰痛、筋肉痛が起こってしまいます。

私は、以前、何度か腰を痛めたことがあるのですが、妊娠を機会に腰痛が再発してしまいました…。
スポンサーリンク

何かあったときに後悔しないため

「私は重いものを持っていたけど大丈夫だった」

という先輩ママさんもいるかもしれません。
ですが、もし何かあったとき、『あの時こうしておけばよかった…』と、後悔しないためにも、重たいものを持つことはおすすめできません。

日本産婦人科学会によると、流産は妊娠全体の約15%の確率で起こり、このうち妊娠12週までの流産は、流産全体の8割以上にのぼります。

15%の確率とは、10人中いたら1.5人。
低い確率とは言えないですよね。

そして、妊娠初期の12週までに流産してしまう人がそのうち8割とのこと。
妊娠初期の流産の原因は、胎児側の染色体異常や遺伝子異常であることも多いです。
しかし、何かあったときに後悔をしないためにも、重いものを無理して持つことは避けたが方がいいですね。

では、安定期と呼ばれる妊娠中期や、妊娠後期ならよいのでしょうか?
妊娠中期は妊娠後期も、重いものを持つことをおすすめすることはできません。

私の友人は2人目の妊娠中、2歳だった上の子をだっこすることが多かったのですが、そのせいで切迫早産になってしまったと言っていました。

妊婦にとって重いものは何キロまでならOK?

具体的に重い物とは、何キロぐらいまでならよいのでしょうか?

結論からいいますと、これはかなり個人差があります。

もともと筋力がある人なら、15kgくらいのものもお腹に力を入れることなく、持ち上げられるかもしれませんし、逆に5kg程度でも頑張らないと持てないという人もいます。

先輩ママの体験談

「私は妊娠初期から出産当日まで上の子を抱っこしていました。大体13kgくらいだったと思います」

「体質にもよると思いますが、二人目だと上の子がいるので、しょっちゅうだっこになりますよね。私は切迫になって抱っこしてあげられないのが、かわいそうでした」

「仕事で重い物を持ち上げることが多かったですが、持ち方によると思います。下腹部に力が入るような持ち上げ方は、軽くても負担になりますよ」

「私の場合、腕力のみで持ち上げられる重さまではOKという基準にしていました。大体5kgくらいですかね」

「買い物のときは車なので大量にまとめ買いをしていました。意外と大変だったのは、レジからかごをカートに乗せるときでした」

「妊娠しても10kgくらいのものは持てるようにできていると聞いたことがあります。上の子がいると持たないわけにはいかないですよね」

「私の同僚は重いものをよく持っていて、早産になってしまったので、無理はしない方がいいと思います」

上にお子さんがいると、抱っこは日常的にしますよね。

子どもの重さが10~15kgだとすると、それくらいなら大丈夫なのかな?と、思うかもしれませんが、先輩ママさんは、抱っこに慣れているのもあります。

体力のない私の場合、10kgのお米は重い…と感じてしまいますし、持つこと自体はできますが、持ち上げるときに「よいしょ」と、勢いをつけないと持ち上げられないです…

また、私の友人のように2人目で切迫早産になった妊婦さんも少なくありません。

やはり、お腹に力を入れないと持ち上げられないようなものは、なるべく持たないようにした方が良いですね。

また、重さだけではなく持ち方によってもから体への負担は違います。
米やドリンクの箱買いのように、両手で抱え込むような持ち方はお腹や腰に負担がかかりやすいです。

重いものを持った時にお腹の張りを感じたら、すぐに休みましょう。

妊婦の買い物 重い物対策は?

買い物の対策

私の場合、妊娠初期に切迫流産で入院していたこともあり、重いものはなるべく持たないように生活しています。

上に子どもはいないので、日常的な抱っこなどはありませんが、困ったのが買い物でした。

牛乳、調味料、夫のビールなど、結構重くなるんですよね。
普段通りに買い物をし、カゴいっぱい買ってしまって、お腹が張ってしまったこともありました。
それからは、重いものは週末に夫がいるときにまとめ買いをするようにしています。

旦那さんに頼りにくい場合は、食材の宅配サービスを利用する方法もありますね。

骨盤ベルトを巻く

私の場合、腰痛対策については、「トコちゃんベルト」という骨盤ベルトも効果がありました。

トコちゃんベルトは、助産師さんが開発した骨盤を支えるベルトです。
切迫早産だった友人が「これいいよ!」と言っていて、産院でもおすすめされたので購入しました。

実際に使ってみると、しっかり支えてくれるので安心感があります。
外出時にはこれがないと不安なくらいでした。

トコちゃんベルトを使い始めた頃の私の感想は、こちらの記事で読めます。

トコちゃんベルトの口コミ 妊娠中に購入♪腰痛効果はいかに?

スポンサーリンク

まとめ

妊娠中、重いもの持ってはいけないと言われる理由は

・早産につながることがある
・腰痛や筋肉痛になりやすい

でした。

どのくらいから「重い」と判断するかは、人それぞれ…。
また、持ち方によっても体にかかる負担は違います。

自分の体調や体力と相談しながら、無理しないように生活していきましょう。

この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます

妊娠中に高いところに手を伸ばしたり、背伸びをしてはいけないって聞いたことありませんか?
これって医学的な根拠はあるのでしょうか?
みんなの体験談も読めます。

CHECK >>【恐怖】妊娠中に高いところに手を伸ばした瞬間に…!妊娠中の注意点!

学資保険は妊娠中から入れるって知っていますか?
学資保険の問題を後回しにしていたら、保険料が上がってました。涙
私の失敗談はこちらから読めます…

関連記事>>【学資保険で損したくない方へ】妊娠中に加入するメリットをまとめてみた。

-妊娠・出産

Copyright© はじめて育児 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.